イオン導入
【イオン導入】
イオン導入とはイオントフォレーシスともいい、皮膚に微弱な電流を流すことで、水溶性の薬物を皮膚内に効果的に導入する方法。
マイナスの電極を顔の皮膚にあて、プラスの電極を手に持って電流を流すと、水に溶けるとマイナスに帯電するイオン(ビタミンC誘導体など)が、皮膚に当てたマイナス(成分によってプラスの場合も有)の電極からの反発力によって顔の皮膚の奥へと浸透し、有効な成分を効果的に表皮だけでなく、基底層、真皮層まで浸透させる効果を生み出す。
イオン導入器の種類としては、以下のようなものがある。
- 1)連続直流型
- 最初に開発されたのがこの形でFDAが認可したイオン導入器がこれに当たる。ただ、この形式では皮膚の分極が起こりそのため皮膚刺激や火傷するという欠点が指摘されている。
- 2)パルス直流型
- 直流型電源装置でイオン導入すると皮膚刺激や火傷といった欠点がおき、皮膚の分極を抑制するために開発されたのがこの形式。皮膚というのはコンデンサーとしての性質があるため、電圧をかけると電荷が貯まりすぎて、薬物の通過を妨げてしまう。これを防ぐために一定時間電流を流しては止めて貯まった電流を放電し、そしてまた断続的に電気を流すというのがパルス直流型。こうすることで電気が流れやすくなり薬物が導入されやすくなるといわれている。
- 3)パルス脱分極直流型
- 皮膚での分極による電気効率の低下をさらに抑えるために、積極的に脱分極させることで、皮膚刺激を抑制するのがこの形式。また、上記2つの形式に比べて皮膚刺激が少ないので、さらに多くの電流が流せる(より薬物を多く皮膚へ導入できる)というメリットがる。
- 4)交流型
- プラスとマイナスの電流を交互に流す。肌への刺激が少ないのが特徴。
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1.ビタミンC
ビタミンC(VitaminC、VC)は、水溶性ビタミンの1種。生体の活動においてさまざまな局面で重要な役割を果たす。化学的にはアスコルビン酸のL体のみをさす。
ヒトはアスコルビン酸を体内で合成できないため、必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要があり、その成分をビタミンと称している。
- 1)ニキビ痕の修復、小じわの回復
- コラーゲンの合成促進作用により、にきび、にきび跡を目立たなくしたり、小じわなどの回復効果がある。また、エラスチンとコラーゲンの結合を強め肌の弾力を保つ。
- 2)肌の老化防止
- 肌の老化やガンの原因となる活性酸素を除去する。
- 3)美白効果
- 色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑え、有色メラニンを無色メラニンに還元するため、美白効果がある。
- 4)にきび治療
- 皮脂や過酸化脂質の生成を抑えるためのにきび治療に効果がある。
