皮膚科用語トップ > ピアス

ピアス

【ピアス】
身体の一部(一般的には、耳)に穴を開けて,その穴を通すことにより金属製のアクセサリーをつけること。
または、そのアクセサリー自体のこと。

穴を開ける行為は、人為的に組織を欠損させることなので、次の点に十分注意する必要がある。

  • 欠損した組織は剥き出しの状態なので、接触する金属(ファーストピアス)から汗などで金属イオンが溶け出し体内に入り込むと金属アレルギーを起こすことがある。
  • 体質などにより、増殖力が旺盛な肉芽組織が欠損した組織を覆うように増殖し繊維化したり(瘢痕)、その瘢痕組織が過剰に増殖してケロイドとなることがある。
  • 十分な衛生管理が行われない場合は、感染の危険性がある。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−<関連情報>−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.穴あけ

穴を開ける器具としては、ピアスガン、ピアッサー、ニードル、針などがあるが、一般的に耳たぶを前提としている医療機関では、ピアスガンがよく使われている。

安全管理上、重要な滅菌設備であるが、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)などは、高価なこともあり医療機関以外では、設備されていないこともある。


2.皮膚科

皮膚およびその付属機関の疾患を扱う医学の中のひとつの科目

<関連団体>
社団法人日本皮膚科学会(http://www.dermatol.or.jp/

美容皮膚科の治療は、レーザー治療など医師の個人輸入扱いで導入された機器、薬剤によるものも多く、また、美容目的の治療は保険適用外となるため、教育機関による確立した医師向けのガイドラインが存在しないため、個々の診療所のノウハウに基づいて診療される場合が多い。

ピアスは、レーザー脱毛、ピーリングなどと並び、美容皮膚科で行われる施術の代表的なもののひとつとなっている。


3.病院

下表は、クリニック(診療所)と病院の主な違いをまとめたもの。
基準を満たさなければ、病院という看板を掲げられないため、減らすことが出来ない入院ベットの稼働率は、病院経営の重要な指標となっている。

美容を目的とした診療は、保険適用外であるため、比較的大きな病院でも、専門の診療所よりも症例が少ない場合が多い。

   病院  診療所
 入院ベット数  20以上  19以下
 常勤医師数  3人以上  1人以上
 薬剤師  必要  必要なし(※)
 医師の宿直  必要  必要なし
※)常勤医師3人以上の場合は、必要

4.チタン

ファーストピアス用の穴塞ぎ防止・穴あけ用ピアス(スタッド)は、剥き出しの欠損した皮膚組織と直に接するため、皮膚の弱い人やアレルギー体質の人には、耐蝕性に優れた純チタン製が推奨されている。




その他参考情報

ピアス 穴あけ

皮膚科 ピアス

ピアス 病院

チタン ピアス